Masaのポケモン雑記

ポケモンの調整等を書いていきたいと思います

エーフィ軸起点構築 ~受けの概念からの脱却~

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ポケモン 持ち物      
エーフィ 光の粘土 サイコキネシス 欠伸 リフレクター 光の壁
カイリュー ラムの実 逆鱗 地震 神速 竜の舞
ウルガモス 炎のジュエル 大文字 虫のさざめき めざパ地面 蝶の舞
ドリュウズ 地面ジュエル 地震 岩雪崩 ステルスロック 剣の舞
スイクン 水のジュエル ハイドロポンプ 冷凍ビーム めざパ電気 追い風
キノガッサ 気合のタスキ タネマシンガン マッハパンチ キノコの胞子 剣の舞

 

超お久しぶりです 約半年ブログの存在を捨て去ろうとしてました Masaです

GBUシーズン8は試行錯誤し過ぎでまたしても1500台の低レートで終わり、正直もう何をどうしたらいいのかわからないままシーズン9に入りました

シーズン9ではちょっとだけダブルに浮気をしてしまいシングルのプレイングに支障をきたしシーズンが終わる直前まで1600すら乗らず半年ブログ更新できませんでした

シーズン9はバンガブとノオガブでずっと潜っていて、結局使いこなせずに知り合いからある構築の案を頂いた事もあり、ある意味軽い気持ちで始めました

現在この構築で勝率6割を超えたくらいですがこれ以上テコ入れする気がないという事、そしてシーズン9が間もなく終わるという事で記事に起こしました

以下個別で解説します 総括・回し方等は最後にあります

※記事公開後約2か月後に追記しました 一番最後に書いてあります


 ●エーフィ 臆病 マジックミラー 実値:167-×-85-151-116-178 (H212 B36 C4 D4 S252)

今回の構築で最も重要な起点作り担当 エーフィ

知り合いから特性マジックミラーエーフィを使った起点構築の案を頂いて、努力値の調整だけ自分なりにアレンジしました

特性のおかげで起点を防いでくるほとんどの補助技を跳ね返すので、初手でも後出しでも起点作りに最適だと思います

基本は初手ですが、相手にバンギラスがいる場合はほとんど後続あるいは選出しないというパターンで、やはりバンギラスの存在感は相当なものでした

努力値はHSベースでB調整にして最低限の耐久を確保しました

B方面はA161パルシェンの氷柱針5発耐えのライン(スカーフ想定)

D方面はC156ニョロトノの雨ハイポンを耐えるライン(こちらもスカーフ想定)

火力はほぼないですが格闘やパルシェンあたりなら良いダメージが通ります

具体的には、ほとんどのローブシンをオボン込でも2発 というレベルです

有利不利問わず即壁張り・欠伸撒いてタイミングよく交代 という動きが基本です


 ●カイリュー 陽気 マルチスケイル 実値:167-186-115-×-120-145 (H4 A252 S252)

壁張った状態から2回舞えれば全抜きできる カイリュー

エーフィによる起点から竜舞を積んで逆鱗するだけの簡単なお仕事をするのがメイン

壁による起点がなくても有利対面に死に出ししても充分舞えるので、エーフィと一緒に出さないパターンでも充分活躍してくれました

構築全体の素早さが低めなので最速安定、マルスケもあるので耐久は無振りになりましたが、マルスケのおかげで火力上昇系アイテムがなければ一致抜群ですら耐えうるため、強引に舞うパターンもありました

壁なしの状態の耐久は以下の通りです

B方面はA200ハッサムの鉢巻バレパンをマルスケ込で確定2発耐えるライン

D方面はC162ボーマンダの珠流星群を耐えるライン

基本的に死に出しで竜舞、壁があれば2回舞って3ウェポン打ち分けて叩く形です

ハッサム対策は充分と考えて、ヒードランに通る地震採用になりましたが、エアームドが若干つらいため炎のパンチにしてもいいかもしれません


 ●ウルガモス 控えめ 炎の体 実値:163-×-90-198-125-152 (H20 B36 C200 S252)

 技の通り次第で全抜きが余裕で出来るポテンシャルの持ち主 ウルガモス

カイリュー同様壁状態から蝶舞を積んでいくスタイルですが、弱点や耐久値の仕様上壁があっても過信は出来ないため、2回舞う余裕があまりなかった印象でした

もちろん2回以上舞えればこちらも全抜きできるし、何より積みポケで全抜きするのがこの構築の基本なので出来れば2回舞うプレイングが必要になってきます

いわゆるクレセドランという形に強気で出したいのでめざパ地面ですが、ウルガモス対策がカイリューで鉢巻じゃなかった場合、起点にされかねないため1回舞った後でも引っ込める勇気が必要です

B方面はA182ガブリアスの逆鱗・マンムーの地震+礫 を各々確定で耐えるライン

D方面はC139クレセリアの瞑想2積サイコショックを高乱数(落率6.3%)で耐えるライン

クレセリアに必須に近いのとセットに多いヒードランに通るめざパ地面を採用

雨対策用にカイリューにラムを渡したためこちらは超火力を出す用に炎のジュエルを持たせてみましたが、虫ジュエルにするのもありです

正直言うとラムにしたい場面が多かったですが、炎ジュエルでよかった場面も結構あったので使い方次第かなと思いました


 ●ドリュウズ 陽気 型破り 実値:185-181-87-×-85-154 (A204 B52 S252)

砂がなくても一級品の火力と優秀な特性・半減能力をもつ ドリュウズ

この構築に最後に入ったわりに先発で出したり電気に後出ししたり と意外と選出率が高いため、隠れたエースなのかもしれません

何より見せ合いで相手の砂パへの圧力とボルトロスへの役割の高さ、型破りによって一致地震の一貫性が取れたりと使いやすかったですが、タスキ・スカーフではないため、動き方を間違えるとすぐに倒されてしまうのがたまにキズ といった感じでした

B方面はA200キノガッサのテクニ補正マッパを高乱数(落率6.3%)耐えるライン

D方面はC158ユキノオーの吹雪+霰3回分を耐えるライン

基本的に初手に出してステロを撒く あるいは電気やバンギラスに後出しする事が多く、初手の選出率はエーフィと同じかむしろこちらの方が多かったかもしれません

持ち物の地面ジュエルは、ラティオスが高乱数で落ちたり剣舞をする事で今流行中のHCスイクンくらいの耐久レベルを1発で仕留めたり机上論では優秀な数値を出すのですが、実際は舞う機会があまりなく、普通にジュエル地震を打つ方が多かったです


 ●スイクン 控えめ プレッシャー 実値:201-×-135-151-136-115 (H204 C224 D4 S76)

いつの時代もどの構築にもわりとすんなり入る水の準伝 スイクン

最近流行のHCスイクンに最低限の素早さを確保して、出来る限り特攻に努力値を割いて火力を重視したスイクンです

構築全体でギャラドスが重たいので、急きょめざパ電気を採用した結果選出時に迷うことも少なくなり、実際に打つ場面はなかったのですが強気に立ち回れたので一定の効果は得られたと思っています

素早さについてですが、本来は準速65族抜き(ハッサム意識)ですが、ウルガモスドリュウズがいるため珠ハッサムのテンプレのS114を抜けるところまで落としました

B方面はA200ガブリアスの地震2発・A187ドリュウズの剣舞地震+砂1回を耐えるライン

D方面はC182ラティオスの眼鏡流星群+砂ダメ1回分・C205ウルガモスの蝶舞ジュエルさざめきを高乱数(落率12.5%)で耐えるライン

技構成・持ち物は、本来は眠る瞑想カゴの実持ちのところを、めざパ追い風水のジュエル持ちにしてみたところ、ウルガモスへの後出しや対水への抵抗・追い風による後続に繋ぐ役割が持てるためある種独特の使い方になりました


 ●キノガッサ 陽気 テクニシャン 実値:135-182-101-×80-134 (A252 B4 S252)

対策必須で完全メタの環境でも現役バリバリ 見せ合いの存在感抜群 キノガッサ

水タイプへの役割・催眠による起点作り・剣舞によって自分で突破する事も出来るので、選出したらほぼ活躍できました

もちろん現環境メタらない人はいないため選出画面の段階で出す出さないというのがはっきりと分かれていましたが、雨パへの選出率は100%で相手も電気がいないことが理由なのか雨選出がほとんどでした

耐久無振りでタスキ持ちのため、耐久ラインは割愛します

選出は前述の通り雨パや技の通りがいい相手に初手あるいは死に出しすることが多く、基本的に最低1匹以上機能停止(眠りor倒す)にするので選出した際の活躍率は高かったです


 今回はエーフィによる起点構築を作ってみました

勝ち試合のほとんどがカイリュー・ウルガモスが積んだ状態から2タテ3タテする形だったので、この2匹を完全に止められてしまうとちょっとつらいかなと感じました

また、積んだら勝てると踏んで選出してしまうクセがついて連勝出来ないパターンにはまってしまったり初手エーフィを読まれるというパターンも多く、後半はエーフィの選出が初手ではなく補助技や半減への受け出しになる事もありました

それでもエーフィがいる事で相手への縛りが強く、エーフィ自体の耐久の薄さが逆に起点のタイミングになったりして相手としては動きづらかったんじゃないかなと思います

記事タイトルの通り受けの要素はほぼなく、鋼タイプが受けに向いていないドリュウズである事、6匹の性格が全て攻撃・特攻・素早補正である事、そして努力値配分もエーフィ以外は全てアタッカー系である事から、今まではサイクル重視で半減を意識した構築だった事に比べ、今回はとにかく個々が攻撃&補助しつつ倒されるという形で成り立っているため、より一層攻撃的な構築になりました

本来積みサイクルに入ってくるはずのパルシェンハッサムの不採用というのは、正直起点構築としては脅威さが足りないかもしれません

しかし「エーフィによる起点作り」に依存したくなかったため、あえて積みポケは2体のみで、前述の「攻撃&補助しつつ倒される」事を役割とした個体を入れてみました

まだまだ対戦数が少なく立ち回りも下手ですがこれはどうやっても勝てないという穴は今のところなく、立ち回り次第で充分勝てると実感しているため構築を公開しました

構築全体で地雷要素が少ないため正直つまらないなと感じるかもしれませんが、自分としてはハッサムパルシェンの両方とも採用していない時点で積んで倒す構築としては充分地雷かなって思ってます(笑)

 

今回は長々と記事を書いてしまいましたが、久しぶりの記事で自分が伝えたい事が多かったのでここまで長くなってしまいました

最後まで読んでいただいてありがとうございます!

またいい構築が出来たとき また会いましょう それでは。 2013 06 20 Masa

 

※追記 2013 08 31

戦績:41試合27勝12敗2切れ 勝率.692 最高1622 最終1608 でした

個人的に対戦回数伸ばせない状況である事と、この構築でのモチベーションがなくなってしまったため、戦績と変更点を載せておきます

 

ウルガモス めざパ地→めざパ氷 控え目→臆病 実値:161-×-89-187-125-162

最初の数試合で相手のカイリュー・ガブリアス・グライオン等が重たい事が分かり、急きょめざパ氷個体に変更、それに伴って性格・実値の変更をしました

特攻の実数値が大幅に下がってしまい相対的に火力が落ちましたが、それを考慮した立ち回りにする事で対処できたと思います

 

キノガッサ 剣の舞→岩雪崩 実値等変更なし

構築回しの終盤頃、ずっと気になっていたウルガモスへの対抗手段として、キノガッサで積んで全抜きに入る事を諦めタスキで耐えて倒せる岩雪崩を採用してみました

実際に使う場面はそれほど多くなかったのですが、立ち回りや選出時の迷いが減って使いやすくなったと感じました

剣舞をする事で全抜きできた試合もあったのですが、それ以上にウルガモスが重たいと感じたため、技の変更をしました

 

実質39試合回してみて感じたのは、エーフィの補助技抑止力とサポート能力にはとても助けられました

もちろんそれ以上にカイリューやウルガモスによる全抜きがあったからこそなんですが、6匹それぞれにしっかり役割を持たせて、自分の思惑通りに回せていたので充分満足できました

欲を言えばレート1650には行きたかったのですが、勝敗数が増えるだけでレート計算のデータ送信中に回線が切れてしまうことが多く、モチベーション維持が出来なくなってました

しかしこれは言訳でしかないので自分の実力が足りずに負けた12試合を今後につなげていけたらもっと良い成績が出せると思うのでまた一から頑張りたいと思います

 

追記分まで読んで頂きありがとうございました

皆さんのパーティ構築のプラスになれば幸いです ありがとうございました  Masa