Masaのポケモン雑記

ポケモンの調整等を書いていきたいと思います

メガルカリオ軸積みAT全抜き構築       ~膝は添えるだけ~

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ポケモン 持ち物      
ライコウ こだわり眼鏡 10万ボルト ボルトチェンジ シャドーボール めざパ氷
ルカリオ ルカリオナイト 飛び膝蹴り 神速 噛み砕く 剣の舞
アグノム 気合のタスキ はたき落す 大爆発 ステルスロック 挑発
ゲンガー 黒いヘドロ シャドーボール 凍える風 呪い 挑発
カイリュー 命の珠 逆鱗 神速 地震 竜の舞
ナットレイ 食べ残し パワーウィップ ジャイロボール はたき落す 宿り木

 

約半年間ブログの完全放置していました Masaです

XYに変わって環境も何もかもが変わってしまい、シーズン1では過去ロムは一切使えず、PT構築・対戦のモチベも全然上がらなかったため対戦自体ほとんどしていませんでした

シーズン2に入っても最初に考えていた構築は一切歯が立たず、一から再構築・試し回し・勝ち筋研究・レート稼ぎ と順々にやっていった結果、シーズン2の終焉直前でやっと目標のレート1900を超える事が出来たので、ブログ更新の決意が出来ました

シーズン1とシーズン2では使われているポケモンが全く違って、準伝説や5世代までの教え技を搭載した個体が多く、6世代初登場のポケモンはほぼ居ない印象でした

そして自分も同様に6匹とも5世代までのポケモンを連れてきて構築し、途中6世代新ポケモンを試したりしましたが、最終的に5世代構築に収まりました

相変わらず対戦数が少ないですが、レートが1900に乗ったので構築としては完成と言えると思い公開に至りました

以下個別で解説します 総括・回し方等は最後にあります


 ●ライコウ 臆病 プレッシャー 実値:165-×-95-167-121-183 (C252 D4 S252)

ジョウト伝説三犬の一角 雷を司る虎の化身 ライコウ

今作で電気タイプの強化で麻痺無効になり、電気技への後出しのしやすさでKP上位のボルトロスに強く出れる、そして115族という素早さと型の読みにくさで相手にプレッシャーを与える 個人的にはかなり評価の高いポケモンです

ライコウと言えば、5世代では身代わり瞑想型や両壁サポートなどあまりAT型がいなかったイメージで、今作でも身代わり瞑想型が多いかもしれません

今回はそのイメージを払拭して眼鏡持ち高速特殊ATとして運用し、序盤の削りや終盤の〆役として使用しました

今作対策が比較的楽に出来るラティオスの減少、ファイアローの登場と胞子の弱体化でキノガッサの減少等、電気無効を別として電気半減の中心にいたポケモンが減ったため、電気の一貫が取りやすくなった事で眼鏡でも選出のしやすさが際立っていました

努力値はCSぶっぱ余りをD、ATとしての運用のため耐久は考えていません

B方面はA200ハッサムの剣舞珠電光石火+ステロを高乱数で耐えるライン

D方面はC172水ロトムの眼鏡ハイポンを耐えるライン

火力は、10万ボルトでH振りスイクンをステロ込で1発、ASガルーラを2発

シャドボでH振りクレセリアをステロ込で2発 といった感じ

眼鏡の割にと思うかもしれませんが、序盤の削りがメイン目的のため、大幅に削れるのであればこれでも充分で、相手としては嫌なダメージが入ると思います

相手に地面タイプがいると選出しようか悩む事がありましたが、初手以外の選出でも充分な活躍が出来てとても使いやすかったです


 ●ルカリオ 陽気 正義の心 実値:145-162-91-×-90-156 (A252 B4 S252)

 ●メガルカリオ  適応力  実値:145-197-109-×-90-180  

波導を捨てた膝の申し子 全てを貫く格闘獣人 メガルカリオ

今作の新要素 メガシンカによる火力増強と素早さの向上で相手を縛り交代を強要させて剣の舞、後出しの受けポケモンを超火力の飛び膝蹴りで吹き飛ばす全抜きATとして、このPTの軸を任せていました

剣の舞を積んでしまえば、超高耐久または格闘半減・無効の耐久ポケでなければほぼ1発で倒せるため、基本的にステロ展開からの全抜きという形が多かったです

また、剣の舞を使わなくても抜群は100%、並耐久等倍程度までなら一撃のため毎回剣の舞を使ってからというわけではなかったです

バレットパンチは?と言う方もいますが、ファイアローをどうにかするには優先度+2でなければダメなので今回は神速になりました

サブとして噛み砕くを採用しましたが、剣舞地震でSFギルガルドを一撃で倒せるためPTと相談して技を決めても良いかもしれません

B方面はA146ファイアローの珠ブレバを確定で耐えるライン

D方面はC172水ロトムのハイポンを確定で耐えるライン

耐久無振りでも耐えられる範囲が結構あるため、不意のスカーフでも抜群でなければ耐える事もしばしばありました

火力は、通常の飛び膝蹴りで無振りガブリアスを乱数1発(50%)

剣舞飛び膝蹴りでHB特化カバルドンをステロ込で確定1発(ステロ無しでも乱数75%)

剣舞噛み砕くでHB特化クレセリアを確定2発 といった感じ

適応力があるため、サブ技が等倍なら膝を打った方が強いためほとんど膝ぶっぱしてました(笑)


 ●アグノム 陽気 浮遊 実値:151-177-90-×-90-183 (H4 A252 S252)

シンオウ伝説UMAの一角 意志を司る妖精 アグノム

PT構築をする中で上記2体を使う際にどうサポートするかを考えて、地面無効・ステロ撒き・自発脱出・相手の嫌がらせ これを満たすポケモンとして、アグノムを採用しました

115族という素早さとタスキ持ちで先発ステロ撒き性能を確保、相手の場作りを阻止出来る挑発、今作で大幅強化のはたき落すで意表突き とやりたい事を全部詰め込みましたが、完璧に機能していました

基本的にどんなPT相手でも初手選出で即ステロ、初手バンギ・カバの場合挑発、出来るだけ全ての技を出して大爆発まで持っていく感じでした

B方面はA182マンムーの氷柱針4発耐えるライン

D方面は2発耐える範囲がないため割愛

壁張り型が初手で来た場合に100%光の壁から入るため、後続の物理ATに影響が出ないまま挑発で縛れるのでアグノムに対する先入観も大きいかもしれません

アグノムのはたき落すは誰にも読まれないので意表突きには完璧でした

実は、元々無邪気めざ氷個体で挑発→火炎放射だったのですが、ハッサムピンポおよび相手の積みATが止められないので挑発に変えた結果安定したので物理のみになり、陽気個体に変更で良いと思います


 ●ゲンガー 臆病 浮遊 実値:153-×-91-154-96-178 (H140 B84 C28 D4 S252)

忍び寄る影 呪いの幻影が全てを惑わす高速トリックスター ゲンガー

アグノムと同様にPT全体のサポート役として、一貫性のある霊と新タイプフェアリーへの圧力、そしてメガシンカの恐怖、型の多さと縛り性能を活かしヘドロゲンガーを採用しました

PTにルカリオがいるためメガシンカ枠ではなくタスキでもないので、ヘドロ持ちで主に対受けループ・マンムーカバルドンメガガルーラ・メガフシギバナ等ピンポイントで見る役として運用しました

ヘドロゲンガーのテンプレとは技構成も努力値の配分も違いますが、今回採用している凍える風の火力と受ける範囲を考えてこの個体になりました

B方面はA200ハッサムの鉢巻バレパン+ステロを確定で耐えるライン

D方面はC177ボルトロスの珠10万ボルトを耐えるライン

シャドボの火力はないですがSFギルガルドを2発で倒せるので最低限はあります

補助技を切って採用している凍える風は無振りカイリューマルスケ込で確定2発

H振りグライオンには身代わり張れないHPまで削れる という感じで役割を果たすには充分と言えます


 ●カイリュー 陽気 マルチスケイル 実値:167-186-115-×120-145 (H4 A252 S252)

初代ドラゴンポケモンの名の元に今もなお竜の威厳を示す カイリュー

今作にて無効タイプ兼抜群タイプのフェアリー出てしまいドラゴンタイプの弱体化と言われていますが、正直カイリュー使って分かりましたが関係ないと思いました

この構築ではルカリオ同様全抜きがメインのため、抜き性能を上げる珠持ちです

ラムが欲しかったり、1舞では足りない時に逆鱗1回でマルスケを自ら潰してしまうというデメリットもあるので、相手のPTを全体的に削ったうえで掃除するという役割が多かったです

相手からすれば竜舞逆鱗は耐えられると思い行動してくるのでそこを1発で沈めるのは楽しかったですね

B方面はA182メガリザードンXの硬い爪逆鱗を耐えるライン

D方面はC177サザンドラの珠流星群を高乱数で耐えるライン

竜舞珠地震でH振りマリルリに7割ほど入るため、アグノムのステロや爆発、ゲンガーのシャドボ・呪いなどで削ってから死に出し竜舞→地震といった感じで処理するパターンが多かったです

珠神速で耐久無振りファイアローに50%以上入るため、ステロで半分削ればカイリューで処理できるのも珠の魅力と言えるでしょう 


 ●ナットレイ 呑気 鉄の棘 実値:181-124-174-×-151-22 (H252 A76 B60 D116)

鋼鉄の棘をまといイバラの鞭を振りかざす 粉砕ジャイロボーラー ナットレイ

今作から鋼タイプの受け性能が落ちて後出しから受けにくいイメージですが、役割と受ける範囲を考えて動けば一線級の高性能受けポケモンとして役割が持てます

この構築のメインATがルカリオカイリューのため、マリルリフシギバナクレセリアギルガルド辺りがきついのと、竜受けが出来ない事を考えて採用に至りました

草技と鋼技は確定要素として、残り2枠でステロ採用も考えたのですが正直初手アグノムがほぼ100%の中でナットレイで撒く必要はないのと、今作で強化されたはたき落すを使えるため交代戦や居座り性能も考えて宿り木とはたき落すを採用しました

選出自体は少なめですが、相手は炎か格闘で倒したいため選出縛り要素だけでも充分だったと思います

性格は本来は生意気ですが、PTでの役割として物理受けがメインのため今回は呑気で運用、非常にいい働きをしてくれたと思います

B方面はA112マリルリの珠馬鹿力を確定で耐えるライン

D方面はC222ギルガルドのシャドボ2発+ステロ2回を耐えるライン

火力は、ウィップ+はたき落すで後出しのギルガルドを高乱数で落とせたり、

ウィップ+鉄の棘でH振りマリルリを高乱数で落とせる といった感じです

ナットレイの採用自体は本当に最後で、元々マリルリを入れていたのですが相手のマリルリフシギバナが本当にきつくて両方を受けれて対竜性能のあるナットレイに白羽の矢が立ちました


 今回はメガルカリオを軸とした積みAT中心の構築でした

勝ちパターンとして、

①初手にアグノムを出してステロや挑発で場を整え、ルカリオカイリューで全抜き

ライコウからゲンガーやナットレイに繋いでルカリオカイリューで全抜き

この2つを考えて動いていました

もちろんこれ以外の勝ち方もありましたが、自分がやりたかった事はこれなので実際この動きが出来て、レートを上げることが出来た事に満足しています

PT構築から記事公開に至るまでに、ライコウルカリオアグノムゲンガーの4体は変更せず、カイリューナットレイの部分が最後に決まった感じでした

キリキザン+マリルリファイアロー+マリルリカイリュー+マリルリカイリュー+ナットレイ

という感じでPTが変わっていきカイリューを入れてから本当に安定しました

試案からの成績は、36勝17敗 勝率.679

シーズン2トータルは、48勝23敗 勝率.676 レート:1908 でした

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さて今回も長々と記事を書きましたが、XYでも引き続きレーティングエンジョイ勢でやっていきたいと思います

記事の方は極たまにしか更新しないかもしれませんが、気長にお待ちください(笑)

最後まで読んでいただいてありがとうございます!

次はレート2000に乗せたいですね ではまた会いましょう それでは。 2014 02 23 Masa